テツコの部屋

東日本大震災があり、その影響で上映中止になった映画です。津波のシーンがあってそれがメインなのかと思いきや、津波ははじめのマリーが巻き込まれて死後の世界に触れるところだけなのですね。。。

まあそれはよしとして、喪失と再生の話ということですが、ちょっとイレギュラーでジョージとマリーは死後の世界に触れたことで、自分を見つけた？失った？のか方向性をがらりと変えてしまいます。それがよかったのか悪かったのかは全くわかりません。最後は希望をもたせていますが、その後どうなるのか。。。

ジョージは死者の呼び出しに関わり、それが無意味に感じ、そこから逃避しようとします。一方、マリーはどんどんそちらの世界に引き込まれていきます。彼らは彼ら自身には死別した大切な人がいたかどうかはあまりクローズアップされません。なので、いわゆる”死者との対話”映画でなく、正直解釈に迷いました。

ジョージの”呼び出し”にははじめの奥さんを亡くしたおっさんや、マーカスは間違いなくプラスの影響を与えたことでしょう。しかし、料理教室のお姉さんのことはただ傷つけてしまい終わってしまいます。ここでもよい、悪いがはっきりしません。

マーカスのために呼び出しをしてあげたジョージのことをマーカスはなにか直感名たものを感じたのかマリーの居場所を教えます。ジョージはマリーとの関係になにか直感的に希望を感じています。

死者を偲ぶ力と希望を感じ取る力、なにか共通点があるのかもしれません。

ヒアアフター

• ジョージ … マット・デイモン (内田夕夜)
• マリー・ルレ … セシル・ドゥ・フランス (小林さやか)
• ビリー … ジェイ・モーア (根本泰彦)
• メラニー … ブライス・ダラス・ハワード (大坂史子)
• マーカス／ジェイソン … ジョージ＆フランキー・マクラレン (小林由美子)
• ディディエ … ティエリー・ヌーヴィック (（フランス語のため吹替なし）)
• ルソー博士 … マルト・ケラー (水野ゆふ)

スタッフ：

• 製作 ：クリント・イーストウッド
• 監督 ：クリント・イーストウッド
• 音楽 ：クリント・イーストウッド
• 製作 ：キャスリーン・ケネディ
• 製作 ：ロバート・ロレンツ
• 製作総指揮 ：ピーター・モーガン
• 脚本 ：ピーター・モーガン
• 製作総指揮 ：スティーヴン・スピルバーグ
• 製作総指揮 ：フランク・マーシャル
• 製作総指揮 ：ティム・ムーア