映画:命短し、恋せよ乙女

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アル中ですべて失ってしまった男性の再生の物語です。とはいえ、なかなか変なテイストで、なにか男性であらねばならぬことに縛られて(?)、それが両親や兄弟との軋轢のせいで(?)、それでお酒に逃げて、家族が壊れて、みたいな話なのでしょうか(?)

微妙に日本語が下手なトリリンガルなアジア女性がでてきますが、入月絢なる人でこの監督ドーリス・デリエの前作に出てるのですね。これが幽霊で死に導こうとするのですが、どうりで肉体は重要でないとか言ってますものね。。しかしカールは肉体に縛られて(結局性器なわけですが)ひどく不自由な思いをしてますが、ひょんなことでそれがなくなりますw。そんなこんなで死に引っ張れれたのか日本に行って、樹木希林がでてきます。たしかに樹木希林目当てでみるとアテが外れる感じです。

彼は生きる不安に勝てず、はじめは「死」へのいざないのほうが勝ってしまうのですが、最後に自力で克服し、「死」へのいざないも乗り越えます。彼は女として生きるのでしょうか?それともまあ性を超えた中性なのでしょうね。それでももとの家族と一緒にいい関係になれたらいいですね。きっとなれると思います。

個人的には家族を失ったときに、茅ヶ崎にいってこの映画があることを知り、見ようかなーと思って見た映画です。はじめは共感しました。が、ちょっとテイストが変なので、没入はできなかったです。最後の手前少しホラーになるし。ただ、まあ理解はできました。

というわけで星は

3.5

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